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犬・猫のカンジダ症 – 症状と原因、治療方法を解説

2017年10月13日

カンジダ症という病気をご存知でしょうか。
人間でもかかるポピュラーな病気の1つです。

このカンジダ症は犬にもかかることのある病気。
犬も人間も同じカンジダ症にかかる事から、「人獣共通感染症」とも呼ばれています。

今回はこのカンジダ症が犬にかかった際の症状や治療法などをお話します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。

犬のカンジダを整えるポイント

ワンちゃんの体臭がキツイ、皮膚に赤みがあるなどの症状は「カンジダ」の可能性があります。

カンジダ菌はどの犬も持っている菌ですが、症状が出ているときは菌が増えすぎてしまっている状態を指します。

根本から改善をするには、「糖質を避ける食事」と「酵素・プロバイオティクス(善玉菌)で腸内環境を整える事」がポイントとなります。

下記の犬猫専用の酵素&プロバイオティクスサプリメント「プロキュア」は、1週間で体臭の変化を感じれると人気が高いサプリでおススメです。

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カンジダとは

カンジダという言葉は、人間の女性にかかりやすい膣カンジダ症などで聞いた事がある方が多いと思います。

では、このカンジダという名前はいったい何のことを差しているのでしょうか。

カンジダとは、空気中に存在する真菌というカビの一種です。
真菌は、細菌よりも大きくて原虫よりも小さなカビの総称です。
その真菌の中でも単細胞で存在するものは酵母と呼ばれ、多核細胞として存在するものは糸状菌と呼ばれています。

カンジダ菌は単細胞で存在するので酵母の1つです。

子嚢菌類エンドミケス目のカンジダ属に分類されていて、カンジダ・アルビカンスには病原性があるとされています。

一般的にカンジダ菌は人の口腔内や皮膚表面などどこにでも存在するために、完全に殺すことは不可能です。
常に身の回りにいる菌という意味で、常在菌と呼ばれています。

犬カンジダ症の原因

生活しているうえで、常在菌であるカンジダ菌に遭遇しない事はありません。
カンジダ菌そのものは病原性が低く、健康な犬にとっては何の問題も起こさない菌です。
では、なぜカンジダ症にかかってしまう犬がいるのでしょうか。

犬にとって健康な状態では、常在菌であるカンジダ菌とブドウ球菌などがお互いに干渉しあって適切なバランス状態を保っています。
このバランス状態が崩れてしまうと、カンジダ菌が一気に増殖してしまいます。

そのバランス状態を崩す原因は「免疫機能低下」です。
体長を崩して免疫力が低下した際に、カンジダ症が現れてしまいます。
免疫力が高くない幼犬や老犬についても同様です。

また、食物アレルギーや元々患っている皮膚炎などで過剰な免疫機能を抑えるために、獣医師からステロイド剤を処方されている犬でも、カンジダ菌が増殖してしまう可能性が高くなります。

もう一つ、カンジダ症になりやすい犬の特徴として、肥満傾向の犬や「糖尿病」を患っているというものがあります。
カンジダなどの酵母菌の栄養素は糖分です。

この糖分を栄養源にしているために、血中糖分濃度が高い糖尿病の犬は、体から排出される糖分量も多くなるために、その糖分を狙ってカンジダ菌が繁殖しやすくなります。

犬カンジダ症の症状

犬がカンジダ症にかかってしまうと、どんな症状が現れるのでしょうか。
以下に4つまとめてみました。

飼い犬に多く当てはまれば、動物病院への受診をお勧めします。

1、体臭がきつくなる

カンジダ菌が発する臭いには特徴があり、例えるとカビの生えたパン,チーズポップコーンなどの強烈なカビ臭いにおいがします。
人間でも思わず顔をそむけたくなるほどの不快な臭いです。

2、かゆみ

カンジダ菌が異常発生すると、非常に強いかゆみに襲われます。

耳にカンジダ感染があると、終始耳を掻いたり床にこすりつけたりし、ひどい時には掻きむしって出血する事もあります。
外耳炎の症状が出たと思って動物病院に治療へ行ったら、原因がカンジダ感染だったりもします。

足にカンジダ感染があると、立っていることも出来ないようなかゆみに襲われ、常に足を噛んだり舐めたりしてかゆみを和らげようとします。

3、皮膚の赤み

犬の体の中で皮膚の柔らかい部分や湿った部分にカンジダ感染は起こりやすく、目の周り,わきの下,指の間,お腹,生殖器周りなどが赤くなります。

皮膚の赤みだけでは、カンジダ感染したのか他の皮膚病なのかは見た目では判断できません。

しかし、動物病院に行って、皮膚に存在しているカンジダ菌を発見できれば、カンジダ感染だと診断する事が出来ます。

4、尿路感染症

カンジダ菌は、おしっこを排泄する場所からからだの中に入り込み、膀胱内などで異常に増殖してしまう場合があります。

健康状態が良好であれば、何の問題もなく外へと排出できますが、何らかの疾患を抱えていたり細菌バランスが崩れていたりすると、カンジダ菌が増殖します。

膀胱内でカンジダ菌が増えすぎれば膀胱炎に、尿道内にカンジダ菌が増えすぎれば尿道炎になってしまいます。

犬がおしっこをするためにトイレに何度も行っているのになかなか出ない,透明な黄色ではない濁った色のおしっこや変な色が付いたおしっこをする,何度もおしっこに行くなどの症状があれば、尿路感染症を起こしているのかもしれません。

犬カンジダ症の治療

犬がカンジダ症にかかってしまった際の治療方法はどうするのでしょうか。
主な治療は抗真菌薬になります。

抗真菌薬でカンジダ菌を殺すことはできるのですが、根本的な治療にはなりません。

カンジダ菌は常在菌ですので、根本の原因が何なのかを探らないと、再びカンジダ症が現れる事になるからです。

また、一度体内にカンジダ菌が増殖してしまうと、カンジダ菌は善玉菌を殺してしまうので、健康な状態に戻すまでに長期間必要となります。

犬の体長が優れていないのが原因でカンジダ症になっている場合は、その体調がすぐれない原因を探りましょう。
根本的な原因を治療しながら、カンジダ症を治療するのが大切です。

皮膚に付着したカンジダ菌などの酵母菌は、暗くてジメジメした場所を好みます。

不要に増殖してしまったカンジダ菌を殺すために、シャンプーや消毒をこまめにしましょう。
シャンプーも抗真菌薬が入っている薬用シャンプーを使用すると効果的です。

また、カンジダ菌が好む糖質をさける食事をするのも効果的です。

糖分の元になる穀物やイモ類が入っているドッグフードは避け、肉類・野菜ベースのご飯にするのが望ましいとされています。
体に有用な脂肪酸を多く含むココナッツオイルを取り込むと、腸内にいる酵母や悪玉菌をコントロールすることができます。

糖質を避ける食事をすると同時に、免疫力を高める効果のあるサプリメントや、腸内環境を整えるサプリメントを飲むのもおすすめです。

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一度かかってしまうとなかなか完治が難しいカンジダ症。
ひどくなってしまう前に、飼い主のあなたが気づいて早期に治療してあげて下さいね。