エリザベスウェア 犬猫の店舗、販売店は?作り方と手作りで格安に出来る?
犬猫が病気や避妊・去勢手術をした際に、動物病院でエリザベスカラーを必ずされますよね。
エリザベスカラーは、傷口を犬猫がなめてしまって余計に悪化させないようにするために必須のものです。
しかし、犬猫には普段やり慣れていないエリザベスカラーが、邪魔になってストレスになってしまう事があるでしょう。
今回は、エリザベスカラーに変わる「エリザベスウェア」を紹介します。
これを読んで、犬猫の手術後のストレスを少しでも軽減させるエリザベスウェアを検討してみて下さいね!
目次
■エリザベスウェアとは■
エリザベスウェアという服をご存知でしょうか。
こちらの服は、今までのエリザベスカラーに変わる、術後や皮膚を保護してくれる快適な服になります。
手術を終えた犬猫たちの暮らしを今までと同様にストレスなく過ごしてほしいというオーナーの声から生まれた、快適と安心を兼ね備えた獣医師推奨の保護服です。
開発したのは、株式会社すとろーはうす。
そのブランドのfull of vigor(フルオブビガー)から生まれました。
このフルオブビガーは、犬猫用のマナーベルトやマナーパンツを11年開発してきた会社で生まれ、エリザベスウェアは動物病院との共同研究・開発に3年の月日を費やしています。
■エリザベスウェアの特長■
エリザベスウェアの種類はどれくらいあるのでしょうか。
大きく分けて術後服と、皮膚保護服に分かれます。
≪犬用術後服≫
・13種類の豊富なサイズ展開
・バッククロスデザインで、どんな動きにもずれる事なく術創にフィットします。
・太もものサイズはゴム式で調節可能
・背中のマジックテープでどんな体型にもフィット
・着たままで排泄可能
・伸縮性の高い抗菌素材を採用
≪猫用術後服≫
・猫の体型に合わせた6サイズ(約5ヶ月、約6か月、約12ヶ月、約2歳、成猫、太めの成猫/近日登場)
・レディースウェアのデザイナーが開発した新バッククロスデザインでどんな動きもずれる事なく術創にフィット
・着たままで排泄可能
・伸縮性の高い抗菌素材を採用
・背中のマジックテープでどんな体型にもフィット
≪皮膚保護服≫
・皮膚への刺激をできるだけ少なくするように、赤ちゃんの産着のように縫い目を外側に
・ハイネック・長袖・長ズボンの体にフィットするスタイル
・吸湿速乾性に優れ、消臭・抗菌効果もプラスしたエクスライブ加工の生地を採用
・着たまま排泄可能
■エリザベスカラーとは■
エリザベスカラーとは、犬猫が手術や皮膚病,ケガをしてしまった際に、傷口を舐めてこれ以上傷を悪化させないようにするために装着する保護具の事です。
材質は透明なプラスチックで、扇状になっているものを犬猫の首の周りに装着します。
この保護具を装着している姿が16世紀にイギリスのエリザベス朝時代の服に似ていることから「エリザベスカラー」と呼ばれるようになったと言われています。
このエリザベスカラー、1960年代に発案されたという事ですから、60年ほど前に存在していた保護具です。
昔からあるものですので、簡易装着が出来て便利です。
動物病院での術後は必ずエリザベスカラーをして、術創や点滴などを舐めない・噛まないように管理されます。
しかし、犬猫の生活も変わっている現代に適応しているかというと、疑問が残ります。
術創を舐めずにいられるのですが、今までなかったものが犬猫に装着されることで、顔の周りのエリザベスカラーが飼い主さんとのいつもの通り道を邪魔してしまう事もあるでしょうし、犬猫にとってストレスになってしまいがちです。
エリザベスウェアの手作り作り方
簡易的な術後服であれば、古着を使い作ることが可能です。
はさみと、古いTシャツを使用し、犬猫のおなか周りを保護するように生地を裁断していきます。
部分部分で、胴に固定するためのひも状のエリアを作る工夫が必要ですが、
それほど難しいものではないのでどうしても自作が良い方はお試しください。
実際に作ってみるとわかりますが、見た目は非常に悪い意味で目立つ可能性がありますので可愛らしいエリザベスウェアを着せてあげるほうが間違いないです。
エリザベスウェアのまとめ
普段の生活の質を落とすことなく、術後や皮膚病の治療に最適な服だと言えそうですね。
サイズがずれていると余計に傷を広げてしまう可能性もありますので、動物病院で取り扱いの相談をしたりサイズ計測をしてみて下さいね!