犬猫のノミダニ予防対策の時期は？いつ頃から必要？

2016年2月24日2024年1月12日

いつ頃からいつ迄、ノミマダニ対策を行う必要があるか？というご質問をよくお問い合わせ頂いております。

当ページでは、ノミマダニの季節毎での活動時期や、予防薬での予防方法を解説しております。是非ご参照くださいませ。

上記のように、ノミ・マダニは生命力が強いため、寒い時期でも活動するケースが増えてきています。そのため、万が一に備え予防は1年を通して行う事が望ましいと言われています。

少なくとも、3月から12月までは必須の予防期間となり、沖縄など温かい地域では通年予防は必須が常識となっています。

また、お腹に寄生をする「内部寄生虫」は、通年予防が必要です。内部寄生虫は、条虫や回虫と呼ばれる寄生虫の類で、他の犬の糞や尿からも移る可能性がある為、散歩によく行くワンちゃんは特に注意が必要です。「内部寄生虫」は、ネクスガードスペクトラで対応が可能です。

マダニに効果のある予防薬からご解説！

近年、ニュースでも話題になっていますのでご存知の方も多いと思いますが、「マダニ」は人間にも脅威となる寄生虫です。さらに、犬猫から人間への感染も増えており、亡くなられる方が出るほどの恐ろしい外敵です。

	ネクスガードスペクトラ	ネクスガード	レボリューション	ブロードライン
対象動物	犬	犬	犬・猫	猫
ノミ	○	○	○	○
マダニ	○	○	▲	○
フィラリア	○	×	○	○
内部寄生虫	○	×	○	○
有効成分	アフォキソラネル ミルベマイシンオキシム	アフォキソレイナー	セラメクチン	フィプロニル （S）-メトプレン エプリノメクチン プラジクアンテル
薬の形状	ソフトチュアブル	ソフトチュアブル	ピペットタイプ	シリンジタイプ
体重制限	1.8kg以上	1.8kg以上	なし	なし
年齢制限	8週齢以上	8週齢以上	6週齢以上	7週齢以上
ご案内価格(1錠)	1,583円～	761円～	690円～	859円～
総合評価	◎ 100点	〇 85点	〇 90点	◎ 100点
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春夏秋冬 – ノミ／マダニの活動時期

●ノミダニの活動シーズンは？

一般的には真冬の時期、気温で言うと13度を下回る状態ですと、ノミは活動ができません。13度を超える3月〜12月にかけてが最も活動的になり、繁殖しやすい時期です。このように、ノミダニの活動は気温が大きく影響をしていますが、近年では1年を通しての予防と注意が必要と言われています。

●春先から夏にかけて

最も活動が活発な時期は春先から夏シーズンで、夏場になるとノミの活動はピークに達し、子どもを生み、成長速度も急速に加速します。室内外問わず、無数のノミダニが活動するため、必ず予防が必要な時期とお考えください。

●秋は危険なシーズン

暑さが落ち着いてくる秋シーズンになると夏に生まれた無数の幼ダニが活動を開始する時期に入ります。秋シーズンは夏場に比べ予防と注意が甘くなりがちですが、実は、寄生の確率で見てみると夏よりも秋が多いとも言われているほど。理由は簡単で、秋こそ大量の子供のノミダニが至る所に生息しているからです。特に予防が必要なシーズンは秋と言っても過言ではないほどなんです。

●冬から真冬も要注意！

真冬の時期は活動をしないだけで実際にはイヌやネコの体毛や、家の中の暖い場所に身を潜め、冬が過ぎるのを待っていることもよくあるケースです。特に、室内飼いのワンちゃん猫ちゃんは冬シーズンも予防と注意が必要です。13度以下になるとノミダニの活動は収まるのですが、例えば炬燵の近くや、暖房を効かせた室内は13度以上が保たれている事が多いですよね。冬場の散歩中に、ノミダニが飛び移り、暖い家の中で寄生を開始する、といったケースも毎年多く報告がされています。冬場の室内は、温度も高い状態になりますので春夏と同様にノミが活動しやすい状態とご理解ください。

一番厄介で恐ろしい、マダニは非常に生命力の強いダニのため、真冬でも平気で活動するものも存在しています。その為、散歩や外出を多くするイヌやネコへは可能な限り通年を通して毎月予防を行ってあげることが望ましいと言われています。

ノミ／マダニの予防方法について

散歩からの帰宅直後の寄生をする前の状態であれば、ブラッシングや手で取り除いてあげることも可能ではありますが、多くの場合は寄生した後に気付く事の方が多いですね。

その場合は、絶対に人力で除去することは止めてあげてください。

マダニの場合は寄生をすると、体に噛みついた状態を維持しています。

その為、手で取り除くと、噛みついた顎が体内に残りそこから病気が発症してしまう恐れがあります。

正しい予防と駆除方法

予防方法としては、散歩や外出から戻った後は必ずブラッシングを行い、手足を綺麗に拭いて上げることが重要です。

お薬での予防は、毎月1回程度の間隔でノミマダニ駆除薬を与えて下さい。

ノミマダニの駆除薬としては、皮膚に塗布をするタイプのフロントライン、おやつとして食べさせるネクスガード、この2つが最も効果的で動物病院で行われている予防駆除方法です。

お薬を毎月与えてあげていれば、ノミは勿論、やっかいなマダニも寄生する事はありませんので安心です。

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