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犬の白内障 手術費用と治療費 – 初期症状の見分け方

2016年5月16日

人間は高齢になると白内障を発症する方が増えてきますね。

白内障は犬にも起こる病気で、進行性の白内障は犬の失明の主な原因です。

また、犬の白内障の多くは先天性の疾患や遺伝性だと言われています。

白内障になってしまった場合、人間の場合は手術によって治療しますが、犬の場合も目薬や手術などで治療を行うことが可能です。

具体的にどのくらいの費用がかかり、どんな検査や治療方法があるのかをまとめました。

白内障の種類をご解説

犬の白内障にはいくつかの種類があります、まずはこれらの解説をさせて頂きます。

【高齢性の白内障】
加齢により発症します。

【遺伝性の白内障】
遺伝により白内障を若年期から発症します。

【誘発される白内障】
ブドウ膜炎や網膜異形成等の白内障以外の目の病気により誘発されて発症します。

【外傷による白内障】
眼球を傷つけられる等によって発症します。

【代謝性の白内障】
糖尿病やホルモン疾患などが原因で発症します。

初期症状の見分け方 – 早期発見が重要

犬の白内障は早期発見が最も重要です。

見分け方のポイントとして、以下の項目を確認してください。

【チェックポイント.1】
黒目がうっすら白くなってきた。(飼い主様もしくはトリマーさんが最初に気付ける初期症状です。)

【チェックポイント.2】
歩いていて壁や人の足にぶつかるようになってきた。

【チェックポイント.3】
暗い場所で動きが慎重になっている。

【チェックポイント.4】
物音に敏感になった。

【チェックポイント.5】
飼い主に寄り添ったり、逆に怖い為「うー」っとうなり声をあげるようになった。

主な症状としてはワンちゃんが、歩いていて壁や人の足にぶつかるようになってきたり、暗い場所で動きが慎重になるなどが多くなってきた場合は要注意です。

白内障の初期の症状ではまだ目は見えています。

対処が遅れるとどんどん見えなくなっていきますので、早期発見が最も重要になってきます。

早期発見であれば、点眼やサプリメントで進行を遅らせることも可能です。

点眼・目薬での具体的な治療方法

早期においては〈進行を遅らせる〉と点眼を使用する事があります。

ただ、厚生労働省が有効性に関する十分な科学的根拠がないと発表しています。

しかしながら、科学的根拠がなければお薬としての許可がおりていないので、現時点では進行を遅らせる効果があるという程度のものになりますが、実際点眼を使われて効果を実感させれている方がいるのも事実です。

また、海外の白内障用の目薬を購入される方も最近は増えてきているようです。

やはり海外の方が動物医療に関しては進んでいるので海外の点眼を選ばれるのもいいと思います。

海外で需要が高い、犬の白内障目薬

下記の犬の白内障治療専用の目薬「クララスティル」は国内外で非常に評判が良く、利用者の多い点眼の一つです。また、返金保証が付いているため、安心して購入を頂ける目薬です。

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上手な点眼の方法を解説

点眼が好きなわんちゃんはあまりいませんが、出来れば2人がかりで行う事が望ましいです。

1人がリラックスするようにワンちゃんをおさえ、もう1人が点眼を行ってあげる形が理想です。

1人で点眼しなければいけない場合は、ワンちゃんが寝ている状態やリラックスした状態に行うと良いです。

寝ている所に、点眼を垂らし、点眼後は目の周りや耳の周りを撫でてマッサージして、褒めて終わるようにしてあげてください。

毎日の事ですのでくれぐれも点眼が嫌いになるような押さえつけたりするような事がないように注意して下さい。

終ったら褒めてもらえる、おやつがもらえるとわかればだんだん点眼を嫌がらなくなります。

サプリメントでの治療と予防について

抗酸化作用のある、ブルーベリーやアスタキサンチンを含む犬用サプリメントがあります。

ブルーベリーは抗酸化作用のあるルテインとアントシアニンが含まれている為、目によいとされています。

商品によってはアスタキサンチン入りの物もあり、こちらも抗酸化作用があります。

アスタキサンチンは他の物に比べより強い抗酸化作用があるため近年注目をあびています。

サプリを与えることで、進行を遅らせたり、改善が見込めるケースもあります。

サプリメントは比較的安く購入が出来るので非常に効率の良い対策法です。

手術を選択する前に、サプリメント対策

下記の国産・獣医師推奨のアイケア「毎日愛眼」は評判も良く、価格も安いためおススメです。

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白内障の手術にかかる費用と治療費

実際にかかる費用は動物病院によって変わりますが1眼25万円くらいが目安になっています。

通常の場合この中には手術に伴った入院費や投薬費などは含まれていますが犬の状態によって検査項目や難易度が違ってくるため、あくまでも目安です。

さらに、手術前に行う事前検査の費用は含まれていません。

保険に入っている場合、加入されている保険の項目に白内障の手術も適応かどうか、手術費用の上限がきまっている場合や、入院日数が何日までなど、いろいろ細かく条件がついている場合があるので事前に確認しておくといいでしょう。

白内障の検査方法

主な検査は、角膜や水晶体などを詳しく観察して目の眼圧検査・眼底検査・角膜染色検査・超音波検査等の検査をします。

必要に応じて血液検査やレントゲン検査、尿検査も行います。

白内障の治療や検査は、どこの動物病院でも出来るわけではありません。

眼科診療に力を入れている動物病院を探す事が先決です。

白内障の完治には手術が有効ですが、全身麻酔を伴っていますので麻酔が可能かどうかの事前検査が必要になります。

高齢の子は麻酔に耐えられないと判断されるケースも少なくありません。

また、失明している場合は手術不適応となります。

白内障の治療方法

白内障は水晶体と呼ばれる目のレンズの部分が白く濁って視力が失われていくため、治療としては、手術によって白内障の水晶体を取り除くこと以外にありません。

目薬もありますが、目薬は進行を抑えるだけで完治はしませんので手術が必要ない場合や、様々な問題で手術が出来ない場合は目薬を選択することも一つの方法ですね。

白内障の手術は、比較的高い確率で視力の回復が見込めますが、手術時間も長く、術後の状態によっては合併症を引き起こす事があるのを忘れてはいけません。

炎症や水晶体の濁り、網膜剥離や緑内障など重い合併症の場合もあります。

白内障の初期の段階では目はうっすら見えていますが対処が遅れる事によりどんどん見えなくなり、ブドウ膜炎・水晶体脱臼・緑内障へ進行し失明してしまいますので、なるべく早く気付いてあげる事が大事です。

白内障の手術は術後のケアが重要

白内障の手術が終わっても、術後の経過観察のために通院する必要があります。

また、犬の運動の制限や患部を保護するためエリザベスカラーも使います。

内服薬や目薬の投与の問題もあるので、実際に手術をした後に、飼い主が術後のケアが可能かどうかきちんと見極めたうえで獣医師と相談するといいですね。

白内障の予防と、なりやすい犬種

高齢性、遺伝性などを予防する事は難しいですが、早期発見は可能です。

年に一回は動物病院で健康診断を受け、血液だけではなく目も一緒に検査してもらうようにしましょう。

また代謝性の白内障は糖尿病等になる事で白内障を発症するとお伝えしましたが、犬の糖尿病は完全に人間のせいです。

人間の食べているものちょっとあげてしまう。

おいしそうにしていると確かにかわいいですが、本当に愛犬の事を思うならば、グッと我慢しなけなればなりません。

糖尿病が治っても白内障は治りませんので、かからなくていい病気を発症させないように注意しましょう。

もしあげるのならば野菜などを少量あげるようにしましょう。

ブロッコリーを好きなわんちゃんは多く、ブロッコリーはβカロテン・ビタミンC、スルフォラファン(抗酸化力や解毒作用が高い)・ミネラル・カルシウム等が含まれている為、おやつやごはんのトッピングなどに小さく刻んであげてみるのもいいかもしれません。

ただし、外側の皮は厚めに除いてあげて下さい。

白内障になりやすい犬種

・プードル

・柴犬

・マルチーズ

・シーズー

・アメリカンコッカ-スパニエル

・キャバリアキングチャールズスパニエル等

最後に

犬の白内障は早くから予防を行う事で、発症リスクを軽減することが可能です。

また、早期発見をすることで、進行を遅らせ、悪化を防ぐことも可能な病気です。

日ごろから、食事やサプリメントで健康管理を行ってあげることが飼い主が出来る重要な事と言えるでしょう。

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《こちらも併せて御読み下さい》

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