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犬猫の飲み水は水道水?ミネラルウォーターは大丈夫?

2017年8月23日

飼い主さん飲む水は、ミネラルウォーター,宅配水,浄水器,水道水など家庭によって様々ですね。

では犬猫の飲み水は何が最適なのでしょうか。

日本の水道水は問題がない

蛇口をひねってそのままの水道水を飲ませても大丈夫なのか、購入してきたミネラルウォーターは?

浄水器を通した水も飲ませられるのかと心配ですよね。

毎日の生活に欠かせない水分補給だからこそ、きちんとしたものをあげたいと思いますよね。

日本の場合、水道水は整備が行き届いているため犬猫に与えても問題はありません。浄水器のある家庭なら浄水を与えてあげることが望ましいです。

ペット専用の飲料水も人気

また、下記の「ペット専用の飲料水」も愛犬家から人気がありおススメです。

熊本の名水「白川水源の天然水」で、ペットの大敵であるミネラルは一切含んでいない安心の軟水・水素水となっています。

パウチタイプで保存期間も4ヵ月と長く、災害時など水道水が出ない事態にも備えることができます。

特に、災害時のペット飲料水は確保が難しいため備えとして購入される方が増えています。

ペットの贅沢水素水

ミネラルウォーターは成分に注意が必要

犬猫の飲み水は飼い主と同じミネラルウォーターにしている方、それは危険です。

ミネラルウォーターを使用するには、きちんとした成分を見てからにして欲しいと思います。

ミネラルウォーターの種類は「硬水」「中軟水」「軟水」に分かれています。

硬水は硬度が120mg/Ⅼ以上の水です。
中軟水は硬度が60~120mg/Ⅼの水です。
軟水は硬度が0~60mg/Ⅼ未満の水です。

硬度というこの違いは、マグネシウムとカルシウムの含有量。
マグネシウムとカルシウムが多い水は硬水で独特の風味がし、軟水になるとスッキリとした味わいになります。
ヨーロッパなどの大陸の水は、硬水が多いと言われています。
有名どころですとフランスが原産国のエビアンやコントレックスなどの商品名が硬水に当たります。

一方、日本の水道水は軟水ですので、ミネラルウォーターの水も飲みなれている軟水を好む方が多いです。

犬猫にマグネシウムやカルシウムが多く含まれた硬水を飲み水として与えると、マグネシウムやカルシウムが過剰摂取になってしまい、うまく体外へと排出されないと「尿結石」などの病気を発症する恐れがあります。

尿結石は普段の食事内容が原因でかかってしまう事が多いのですが、再発も多い病気です。
もし、尿結石にかかってしまった犬猫でしたら、硬水をあげるのは避けましょう。

安心・安全のミネラルウォーターを与えたいと思った場合は、硬水ではなく、軟水を与えれば大丈夫ですので、必ず成分表記をみてからあげて下さい。
同じブランド名で展開している商品でも、産地(水源)が変わって値に差が出る事がありますので、ミネラルウォーターを選ぶ場合は注意して成分表記を見てくださいね。

また、ミネラルウォーターは外へ出しっぱなしにしておくとあまり日持ちせずに、直ぐに雑菌が繁殖してしまいます。
お水をなかなか飲んでくれない、いつも放置状態だという犬猫には、こまめに取り換えてあげるケアも忘れないようにしてください。

軟水のミネラルウォーターなら、災害時に水道水が出なくなった場合でも、安心して犬猫にあげる事ができますよ。

日本の水道水は安全性が高い?

犬猫の飲み水に水道水は使用可能です。

日本の水道水は厚生労働省が定める水質基準に関する省令によって51項目の基準をクリアしなければならないと決まっています。
この基準は項目がとても多く、世界的に見ても厳しい基準値ですので、人間が水道水を直接飲んでも体に被害が出る事はありません。
つまり、犬猫の飲み水として水道水を使用するのは大丈夫だという事です。

また、日本の水道水は、塩素によって病原微生物の消毒を行っています。
塩素(カルキ)の作用が心配と思われる方も多いですが、現在日本で使用されている塩素量は蛇口をひねって出てくる水に関して残留塩素を0.1mg/Ⅼ以上保持するように定められています。

この現在日本で使用されている水道水の塩素の量は、安全面で問題ないと言われている量ですし、管理もしっかり行き届いています。

この塩素は病原菌などに対して消毒する効果がありますが、人が一生にわたってこの水を飲んでも健康に影響が及ばない濃度です。

日本の水道水の危険性はある?

日本の水道水は、高い基準値クリアと塩素消毒で安全だとお伝えしました。
しかし、ある側面から見ると、危険なところもあります。

それは、水道水を供給する排水管の老朽化です。
1980年代後半までは、鉛を使った排水管が使用されていました。
この鉛から作られた給水管を通った水道水は、水の中に鉛が溶けだして汚染されている可能性があります。

水道管の耐用年数は40年とされていますが、日本全国でこの40年を過ぎた水道管を使用している場所がいくつもあります。
そのため、古い水道管の中に赤さびなどが発生し、その中を通った水道水は水の中にさびが溶けだしてしまっています。

水道局が作る水が安心・安全だとしても、そこへたどり着くまでの水道管自体が汚染されていれば、あなたの家の蛇口をひねって出てくる水は汚染されてしまっています。

国としても、老朽化した水道管を交換する工事を早急に進めたいところですが、水道管は地中に埋まっているためにどのような状態になっているかなどの点検作業に時間がかかり、水道菅は道路の下に埋まっているので通行止めにしながらの作業となり、膨大な費用と人材が必要でなかなかすぐにはできないのが現状です。

また、マンションなどに使用されている給水タンクも危険な場合があります。
給水タンクは清掃の義務がありますが、築数十年が経った場所では老朽化している場合もありますし、蓋の閉め忘れなどで異物混入があったなどの報告もあります。

「水道局が供給している水道水」は安全だとしても、そこから水道管を通って各家庭から出る「蛇口をひねった時に出てくる水道水」が同じかと言われれば少し疑問が残るところです。

犬猫に水道水をあげる利点は?

水道水の安全性や危険性をあげましたが、犬猫の飲み水として水道水をあげる利点を5つご紹介します。

1、経済的

水道水は、市販されているペットボトル入りの水などと比べるととても経済的です。
買い物をし忘れてお水がないなんてことも避けられます。
蛇口をひねればすぐに出てくる水ですので、急に飲みたくなった場合でもうっかり買い忘れたなどの事がなく、すぐに対応可能です。

2、直ぐに水が悪くならない

こまめに水が変えられないお仕事などでお家を留守にする事が多いお家で犬猫が暮らしている場合は、雑菌が繁殖しにくい塩素消毒がされている水道水がおすすめです。
塩素の働きによって、長期間置いたままにしていても衛星が保たれます。

水道水以外の水をあげていて長期間そのままにしておくと、雑菌が繁殖してしまったり、カビが生えてしまったりと問題が起こります。
こまめにお水を変えられない、あまり犬猫が好んで水を飲まない場合は、水道水を常に飲めるようにしておいた方が良いでしょう。

3、常に水質管理が行われている

日本の水道水は、つねに高水準の水質管理がされています。
安全が確認されたものだけが私たちの蛇口から出てきます。
様々な水道水に関するデータが各水道局のホームページで確認できますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

4、病気の報告はない

今まで水道水を飲み続けていたから犬猫が病気になってしまったというような報告はありません。
同じように人間でも水道水を飲み続けた事が原因で病気になってしまったなどのニュースは聞いた事がありません。

むしろ水が飲みたい時に飲めない状態になってしまう方が脱水症状という病気になってしまいます。
いつでも、手軽に、直ぐに犬猫が飲めるような飲み水を用意しておくことが重要です。

5、軟水である

犬猫にとって、飲み水の硬度は重要です。
硬水であると、カルシウムやマグネシウムが多く含まれる水ですので、尿結石などの尿路疾患にかかりやすくなってしまいます。
日本の水は軟水ですので、水道水を毎日飲み続けたからといって犬猫に多い尿路結石の原因になってしまうという心配はありません。

浄水器やペット専用水がベスト

犬猫に水道水を与えるのに多少気が引ける方は、水道に簡単に取り付けられる浄水器を検討してみてはいかがでしょう。

浄水器であれば、フィルター交換が3か月~6か月などの期間が経過したら行うか、通水量で行えば大丈夫なのでペットボトルを買うよりも経済的。

製品や値段も様々ですが、気になる塩素やトリハロメタン,カビ臭,農薬,テトラクロロエチレン,トリクロロエチレン,濁り,溶解性鉛,クロロホルム…などを取り除いてくれます。

飼い主のあなたが水道水をそのまま飲む事に抵抗があるならば、犬猫の飲み水にする水道水も浄水器を通したものにしてあげてみてはいかがでしょうか。

下記の「ペット専用の飲料水」も愛犬家から人気がありおススメです。

熊本の名水「白川水源の天然水」で、ペットの大敵であるミネラルは一切含んでいない安心の軟水・水素水となっています。
パウチタイプで保存期間も4ヵ月と長く、災害時など水道水が出ない事態にも備えることができます。
特に、災害時のペット飲料水は確保が難しいため備えとして購入される方が増えています。

ペットの贅沢水素水

いかがでしたか?
犬猫の飲み水に基本的には水道水をあげても大丈夫な事、気になるようであれば浄水器や軟水のミネラルウォーターを使用すれば良い事が分かって頂けましたでしょうか。

犬猫にとって一番重要なのは、飲みたい時に飲みたい分だけ常に飲み水が用意されている事です。
これだけは忘れずに、飲み水を選んであげて下さいね。